セルフレームのメガネとは?|メンテナンス方法を紹介

目次

メガネを愛用しているみなさん、今かけているメガネのフレームの素材は何かご存知でしょうか。
メガネのフレームは大きく分けて、「セルフレーム」と「メタルフレーム」に分けられます。

今回は人気のセルフレームについて、名前の由来、メリットとデメリット、メンテナンス方法についてご紹介いたします。
大切なメガネを長く使うために、メガネユーザーの方はぜひ参考にしていただければと思います。

セルフレームのメガネとは?

セルフレームのメガネとは?

まず、「セルフレーム」のメガネとは、どんな種類のメガネのことなのでしょうか。

素材やメリット・デメリット、寿命についてご説明いたします。

セルはセルロイドのセル

セルフレームの「セル」とは「セルロイド」のことです。現在、セルフレームと呼ばれるメガネ素材には大きく分けて次の2種類があります。

・セルロイド
・アセテート

それぞれの特徴を、簡単にご紹介いたします。

セルロイド

「セルロイド」はニトロセルロースとショウノウから作られた、元祖プラスチックです。1860~1970年代に開発され、価格が安くて耐久性と柔軟性を兼ね備えた素材として、メガネのフレームはもちろん、多くの日用品に使われました。

可燃性があり取り扱いに注意が必要なので、現在ではほとんどメガネフレームとしては使用されません。
しかし、昔のなごりで「セル」という名前が今も使われているのです。

アセテート

現在「セルフレーム」と呼ばれるメガネに使われているのは、ほぼすべて「アセテート」というプラスチック素材です。これは、セルロースを原料の一部とする、比較的新しい素材です。

安くて加工しやすく、作る側にとってはとても便利な素材なので、プラスチック製のメガネフレームの主流になりました。

セルフレームのメリット

セルフレームのメリットは、金属製のメタルフレームに比べて衝撃に強く丈夫なこと、またツヤが長持ちすることです。

さらに、加工しやすいのでさまざまな形や色のフレームを作ることができ、デザイン性が豊富なことも大きなメリットです。

セルフレームのデメリット

セルフレームのデメリットは、頑丈に作るためにはフレームを太くする必要があり、そのためやや重さを感じる点が挙げられます。

また、金属製のフレームに比べると柔軟性に欠けるので、鼻や顔の形にぴったり合っていないと疲れることがあります。
さらに、素材の性質上、皮脂やファンデーション、整髪料などで汚れて劣化しやすいこともデメリットと言えるでしょう。

セルフレームの寿命

セルフレームの寿命は、一般的なものであれば通常2~3年です。
2~3年使用していると折れたり型崩れしたりして、修理するよりは買い替えたほうが安いという状態になることが多いようです。

もちろん、商品や普段のケアによっては、さらに長く使用できるものもあります。

セルフレームのメンテナンス方法

セルフレームのメンテナンス方法

セルフレームのメガネは日頃のメンテナンスが大切です。
もしどこかが壊れたり、異常を感じたりしたときは、早めに店舗に持ち込んで修理を依頼することをおすすめいたします。

鼻当ての調整

鼻当ての角度は、時間が経つうちに微妙に変わることがあります。その状態でメガネをかけると、痛みを感じたりずれたりしてきます。
そのため、定期的に店舗で調整してもらうことが推奨されています。

なお、店舗にもよりますが、鼻パッドの調整にはそれほど時間はかかりません。

ネジ交換

メガネには多くのネジが使用されています。鼻パッド周りやリムとテンプルのつなぎ目、リムとブリッジのつなぎ目など、ネジを使っている箇所は数多くあります。
もしそのネジがゆるんでも、自分で直そうせず店舗に持ち込んだ方が無難です。自分で無理に直そうとすると、ネジを壊してしまうことがあるので注意が必要です。

ネジ交換も、あまり時間がかからないことが多いです。ただし、ネジが壊れていたりして部品交換が必要な場合は、取り寄せに時間がかかってしまうことがあります。

キズ・ひび割れ

セルフレームのメガネの場合、フレームにキズやひび割れが出来てしまったら、修理するよりも、フレームごともしくはテンプルやブリッジのみ交換することが多いでしょう。

また、フレームが折れた場合は、金属のように溶接ができないので基本的には交換となります。
レンズにひびや傷ができた場合も、修理は難しくほぼ交換になるでしょう。

塗装が剥げた

セルフレームの塗装が剥げたというケースのときは、塗り直しできる場合もあれば不可能な場合もあり、これは場所や程度、素材によって変わってきます。
この場合も、まずは店舗に持ち込んで相談してみることをおすすめいたします。

白くなった

セルフレームが白くなってしまうのは、多くの場合、プラスチックの汚れが原因です。整髪料やメイク、皮脂が付着して表面が化学変化を起こすると白くなります。
また、長い期間使っていると、劣化して白くなることもあります。

洗ってもきれいにするのは難しいので、店舗に持ち込んで磨き直しを依頼します。表面を研磨し、ぴかぴかにしてもらえます。

大事なのは日頃のケア

大事なのは日頃のケア

店舗のメンテナンスはもちろん、日常的なセルフケアによってもメガネの寿命は大きく変わります。

お気に入りのセルフレームのメガネを長持ちさせるためにも、保管場所や自分でできる日ごろのケアについて紹介いたします。

保管場所・保管方法

まずは、保管についてです。
セルフレームのメガネは直射日光が当たらない、また高温多湿ではない冷暗所に保管します。使わないときには、丈夫なメガネケースに入れておきます。

出しっぱなしにしていると、うっかり踏みつけてしまったり、ひっかけて落としてしまったりして破損を招きかねません。

自分でできるセルフケア

さらに、自分でできる日頃のセルフケアの方法をご紹介します。

通常のケア

メガネに汚れが付いたら、ティッシュでカラ拭きしているという方は多いかもしれません。ところが、実はティッシュはメガネを拭くのに適した素材ではありません。
できれば専用のメガネ拭きや、できるだけ柔らかい布を使うことが推奨されています。

汚れがひどい場合には、家庭用の中性洗剤を1滴ほど垂らした水で振り洗いをし、次に普通の水ですすぎます。
軽くティッシュで水分を吸わせたら、柔らかい布で優しく拭きあげます。

また、簡単にメガネを洗浄できる超音波洗浄機も、かなりお手頃価格のものが販売されるようになりました。スペシャルケアとして時々使用すると、細かい部分の汚れもきれいに落ち、劣化を防ぐことができます。

磨き直しにもチャレンジ

セルフレームのメガネが白くなった場合の磨きなおしですが、自分でやることは不可能ではありません。

しかし、器用な方ならチャレンジしてもよいでしょうが、やはりプロにしてもらうほうが安心です。
仕上がりに差が出ますし、磨く過程でメガネが破損するリスクもあります。

まとめ

まとめ

セルフレームのメガネには、魅力やメリットがたくさんあります。セルフケアもしつつ、時々は店舗でのメンテナンスもしてもらえば、お気に入りのメガネを長く使えます。

また、時々は眼科を受診して度数を確認し、自分にぴったりのメガネを大切に使っていただければと思います。

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